トヨタホーム本社ビルなどを一体開発 複合商業ビルを建設へ
今年一番のビックニュースが飛び込んできました。中日新聞によりますと、トヨタホームの親会社であるプライムライフテクノロジーズ（東京都港区）が、東区泉一丁目にあるトヨタホームの本社ビルと、その西隣のパナソニック名古屋ビルを建て替えて一体開発する構想があることを明らかにしたということです。
トヨタホーム栄ビルは1970年竣工、パナソニック名古屋ビルは1964年竣工。ともに50年以上が経過している老朽化ビルです。
右 トヨタホーム本社ビル
場所は久屋大通と桜通が交わる「桜通久屋」の交差点の北東角。泉一丁目地区は高層マンション計画が次々に始動するなど、市内でも再開発が最も活発な地域の一つですが、この２つのビルについてはこれまで音沙汰がなく、正直、気になっていた場所ですが、いよいよ”真打登場”といった感じです。
プライムライフテクノロジーズは、2020年1月にパナソニックとトヨタが出資して誕生した住宅事業会社です。このブロックではパナソニックとトヨタホームのビルが偶然にも隣同士に並ぶこのブロックは、一体開発が必然の流れと言えるのかもしれません。
再開発は2030年代初頭を目指して進められるということ。
2つのビルを合わせた敷地面積は6,000㎡超敷地は容積率などが緩和される「都市再生特区」の区域内でもあり、栄地区最大級の再開発も可能なだけに、今後の情報更新が楽しみです。