近鉄パッセも商業ビルとして復活へ
名鉄などが中心となって計画されている名駅の大規模再開発が事実上の”白紙”になってから約8ヶ月。旧名鉄百貨店の建物にヨドバシカメラが進出することが明らかになるなど、再開発計画が再び固まるまで既存施設を暫定的に活用する動きが出てきています。そんな中、再開発の区域内にある旧近鉄パッセも商業ビルとして復活させることが明らかにされました。
現地の様子
近鉄パッセが閉館したのは今年(2026年)2月末。当初の予定であれば、その後、再開発に向けて取り壊される予定でした。閉館直前の昨年(2025年)末に、突如、再開発計画の”事実上の白紙”が発表されましたが、すでに方向転換することはできず予定通り閉店せざるを得なくなりました。

名古屋近鉄ビルは地上10階、地下3階。10代から20代の若い女性をターゲットにした”ギャルの聖地”として人気を集めていました。
閉館後、1階部分と地下部分は現在も近鉄名古屋駅として稼働していますが、2階以上は使用されていません。

地上階から2階へ向かうエレベーターも稼働していません。一日9万5,000人が利用するビッグステーションですが、現在は改札口近くでコンビニやカフェが営業している程度で、駅ビル全体がひっそりしています。
駅ビルの復活は当然、再開発を見据えた暫定的なものになるため、駅ビル再開の具体的な日程は名鉄と協議して決めていくようです。
再開発計画の頓挫で、名駅周辺の”衰退”が心配されましたが、一時的とはいえ徐々に既存ビルが復活してきています。あくまで新たな再開発計画が前に進むことが第一ですが、それまで名駅の賑わいを維持する意味でもこうした既存ビルの暫定的な活用が進んでいってほしいものです。