久屋大通公園からもはっきりと・・・「【仮称】錦三丁目25番街区計画」建設状況 2024年6月
栄の中心部。旧栄角地(通称 ドン横)で建設が進められている「【仮称】錦三丁目25番街区計画」。三菱地所株式会社、株式会社パルコ、日本郵政不動産株式会社、明治安田生命相互株式会社、株式会社中日新聞の5社が参画し地上41階、地下4階、高さ211.700mの超高層ビルを建設する栄地区最大規模の再開発計画です。
商業施設(B2~4F)、シネコン(5~9F)、オフィス(12~30F)、ホテル(10,11,31~41F)からなる複合超高層ビル。ホテルは世界的に有名なヒルトングループの最高級ブランドである「コンラッド」が入る予定です。都市規模に比べてインバウンド需要が少ないことが指摘されている名古屋市ですが「コンラッド」の進出はインバウンド需要の増加に大きな弾みがつくと思われます。
また5F~9FのシネコンにはTOHOシネマズが入る予定です。これまで栄地区に本格的なシネコンはなく「映画を見るなら名駅」というのが一般的でしたが、シネコンが誕生することで、ここ最近やや年齢層が高くなっていた栄地区の”客層”も大きく変わるかもしれません。
前回投稿から半月あまりしか計画していませんが、躯体工事は順調に進んでいて、8階までの骨組みがほぼ完成しました。
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下は敷地北側、錦通りからの写真です。
骨組み工事はまだ”序盤”にすぎませんがすでに周囲の建物より大きくなっていて、早くもかなりの存在感があります。
上の写真は2020年秋にリニューアルオープンした久屋大通公園から。ここからも躯体がせりあがってくる風景が観察できます。ここ数年で栄の街並みも大きく変貌しました。
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「【仮称】錦三丁目25番街区計画」の竣工は2026年3月、オープンは同6月の予定です。躯体はまさに”伸び盛り”。今後もやや更新頻度を上げて現場の様子をお伝えしていきたいと思います。
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