大規模開発の準備着々と・・・「ニューバランス名古屋」が移転オープン
中区栄3丁目。丸栄跡地の南側のビルで、スポーツ用品メーカーの「ニューバランスジャパン」の直営店「ニューバランス名古屋」がこのほど移転オープンしました。
160種類の衣料品が扱われているということ。店舗の面積は403平方メートルと移転前の1.3倍に拡大しています。「フィッティング特化型」の店舗で約300種類の靴と、約160種類の衣料品が取り扱われているということ。こうした特徴のある専門店の直営店の存在は、都市の”厚み”を実感させてくれます。
ただ本稿の話の本筋は別のところにあります。「ニューバランス名古屋」移転前、広小路久屋交差点の北西角にありました。
ピンときた方も多いかと思いますが建物は、西隣の通称”栄角地”とともに、「錦三丁目25番街区市有地等活用事業」の計画予定地です。高さ200メートルのビルに商業施設やシネマコンプレックス、オフィス、ホテルが整備される複合ビルで、栄地区最大級の大規模再開発です。
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工事の開始は2022年の予定ということですが、今回の「ニューバランス名古屋」の移転は、工事開始前の準備なのではないかと思われます。
よくみると設置されている大型ビジョンの稼働も止まっていて、画面は真っ暗です。SMBCの店舗は依然運営されていましたが、建物は解体に向け着々と準備を進めているのではないでしょうか?
再開発事業の完成は2026年。完成すれば栄地区に大きな波及効果をもたらしそうです。
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