名駅から市東部などへのアクセスが向上・・名古屋高速「新洲崎出入口」建設工事 最新状況 2026年8月
名古屋市の都心部に張り巡らされているとともに、都心部と周辺部を結ぶ名古屋高速。愛知県と名古屋市が設立した名古屋高速道路公社が運営し、総延長は81.2キロにのぼります。この名古屋高速では現在、都心部での出入口や渡り線を増やす”都心アクセス事業”を展開していて、さらなる利便性の向上が図られています。そのなかでも名古屋駅の南東、新洲崎に新たに設置する出入口の建設工事は最も大規模かつ複雑な工事となっています。新洲崎出入口設置計画の概要と現地の様子をお伝えします。
都心から東部方向や南部方向へのアクセスが飛躍的に改善”都心アクセス事業”
“都心アクセス事業”は黄金地区・新洲崎地区・栄地区に新たな出入口を設置して、都心部から東部や南部へのアクセスを向上させるとともに、既存道路の渋滞の緩和を目指す事業です。名古屋高速では、2013年の4号東海線の開通以降、久しぶりの大きな投資事業になります。

すでに工事がはじまっている新洲崎出入口は、都心環状線と5号万場線が交わる新洲崎ジャンクションに新たにつくられる出入口で、複雑かつ大規模な工事となっています。
新洲崎出入口の概要
新洲崎出入口は名古屋駅の南東に設置されます。
新洲崎出入口整備イメージ
新たにできる出入口では、環状線方面、2号東山線(東部方面)の入り口と出口の双方が設けられます。

これまで名古屋高速を利用して名古屋駅から東部地域にアクセスする際は、環状線の北半分を半周しなければなりませんでしたが、出入口が完成すれば、東部地域にダイレクトにアクセスすることができます。さらに同じく”都心アクセス事業”で、整備が予定されている丸田町ジャンクションの南渡り線が供用されれば、セントレアなど南方面にもダイレクトにアクセスすることができます。
出入口は名駅の名鉄バスセンターからもすぐのところにあり、東京方面など東部方面に向かう高速バスや、セントレア直通の高速バスなどの利便性が一気に向上します。
現地の様子
出入口の工事は、昨年(2025年)春頃から徐々にはじまり、今年(2026年)春頃からは、周囲の道路を規制するなど工事が本格化してきています。
新洲崎出入口工事の前回投稿はこちら

下広井町線の中央分離帯部分と両方向の車線を一車線ずつふさぐ形で工事の規制が続けられています。

環状線にアクセスするランプの設置のため、片側の歩道も完全に封鎖されています。

規制されている歩道では、巨大な杭打機が稼働しています。基礎となる杭工事が佳境となっているようです。
完成は2031年。まだまだ息の長い工事です。今後も定期的に工事の様子をお伝えしていきたいと思います。