ジブリパークの観光需要取り込みも!?・・・「【仮称】ホテルルートイン名古屋藤が丘駅前」建設始まる 2024年11月
地下鉄東山線のターミナル駅てある「藤が丘」駅から徒歩2分。名東区明が丘で新たにビジネスホテルの建設が始まっています。
「【仮称】ホテルルートイン名古屋藤が丘」。地上12階建て、高さ39.485m。現場にはかつてコインパーキングがありましたが、現在は閉鎖されていて敷地の周囲を仮囲いが覆っています。
どちらかというと住宅地という印象が強く、これまでビジネスホテルがあまりなかった藤が丘駅周辺ですが、意外と周辺には大小様々な事業の事務所があり、ビジネス客の需要もないわけではないのかもしれません。ただ藤が丘駅はジブリパークへのアクセスとして利用されるリニモの起点ともなっていて、どちらかというとジブリパークを目的とする観光需要を見込んで建設されるのではないかと思われます。
オープンから約一年。今月(2023年11月)には新エリア「もののけの里」もオープンし、連日、国内外から大勢の観光客が訪れているジブリパーク。パークの開園は藤が丘駅にまでも波及効果を及ぼし始めているとみられます。
「ジブリパーク」もののけの里についてはこちら
藤が丘駅周辺では、近鉄不動産が開発を進めていた「ローレルタワー藤が丘」(名古屋市名東区明が丘計画新築工事)(地上19階、高さ59.78m)が今年(2023年2月)に完成するなど、高度化が着実に進んでいます。
1969年の開業当時は周辺にほとんど建物がなく、まさに名古屋の”東の果て”だったという地下鉄藤が丘。開業から55年。市内でも有数の”おしゃれな街”に変貌し、さらに日々都市化が進んでいます。ジブリパーク開園の波及効果を受け今後さらに都市が成長する様子を楽しむことができそうです。