躯体は最上階・・・名古屋初の分譲マンション建て替え事業「シエリア本郷駅前」(【仮称】本郷駅前建替工事)建設状況 2022年7月
地下鉄東山線「本郷駅」の北側で建設が進められている「シエリア本郷駅前」(【仮称】本郷駅前建替工事)。かつて「本郷ハイツ」という分譲マンションが建っていた場所で、名古屋で初めてとなる分譲マンションの建て替え事業です。
地上15階建て、44.860メートル。前回投稿から4か月が経ちました。前回投稿時は骨組みがまだ11階あたりまで伸びたところといった感じでしたが現在躯体は最上階まで達していて、一部で外観もお目見えしています。写真左側で建設されているのは、居住者用の立体駐車場でしょうか?
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分譲マンションは「住民の合意形成が難しい」、「建て替えまでの手続きが複雑」などの理由で、老朽化しているにも関わらずなかなか実現しないのが実情です。名古屋市内で初めてとなる分譲マンションの建て替えとなる今回の工事では、建替え前の「本郷センターハイツ」は地上10階建て、総戸数38戸。建て替え後の「シエリア本郷駅前」は、地上15階建て、総戸数94戸のマンションとなり大幅にグレードアップします。
現状、様々なハードルがある分譲マンションの建て替えですが、大幅に土地の高度利用も進み大きなメリットがあります。名古屋市内では今後、老朽化した分譲マンションが増えていくことが明らかなだけに、今回の事例を参考に、市内の分譲マンションの建て替えが加速していくことを願うばかりです。
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