いよいよ躯体工事へ・・・「中村区役所新庁舎」建設工事 2021年8月
地下鉄東山線「本陣駅」の東。旧本陣小学校跡地で建設が進められている中村区役所新庁舎。前回投稿からおよそ7ヶ月が経ちました。ゆっくりとではありますが、工事は順調に進んでいるようです。
現場には足場が組まれはじめました。長く基礎工事が進んでいましたが、工事はいよいよ躯体工事に差し掛かることになりそうです。
中村区役所新庁舎建設工事の前回投稿はこちら
新庁舎は地上5階建て。高さ25.51メートル。新庁舎には区役所の機能だけでなく、保健センターや市税事務所、土木事務所といった区内各所に点在している名古屋市の行政機能が集約される予定です。今後、建て替えの方針が打ち出されている千種区役所でも建て替え後は保健センターの機能が新庁舎に入ることが明らかにされています。市の機能の集約化というのは、今後のトレンドになるのかもしれません。
千種区役所建て替え計画についてはこちら
さらに敷地内にはクリニックや調剤薬局などが入る民間業者運営の別棟や市民が利用できる多目的広場なども設けられる予定です。区役所の移転だけでなく区役所を核にした大規模開発が進行しているといえ、区役所の移転を機に本陣駅前の街の風景は様変わりしそうです。
もう一つ気になるのは、移転後の現在の中村区役所動向です。
低層部は区役所、高層部はURの賃貸旧宅が入る複合ビルですが、2022年の庁舎移転後に取り壊されるようです。場所は地下鉄桜通線「中村区役所駅」すぐ近く。名古屋駅から一区画の超好立地です。こちらの今後についても”要注目”です。
新「中村区役所」建設工事についてはこちら