地元海運会社がまた一社・・・「愛知海運」も新本社建て替えへ2021年5月
港区浜2丁目。名古屋港ガーデンふ頭から江川線を北に数百メートルいったところで、名古屋に本拠を置く中堅海運会社「愛知海運」が、新本社の建設をはじめています。
工事の着手は昨年(2020年)11月。現在は基礎工事がほぼ終わり、躯体工事がはじまったといったところのようです。
愛知海運新本社は地上6階建て。投資額は70億円にのぼるということです。
愛知海運は戦中の1943年創業(1943年)。公式HPによりますと売上高169億2,300万、経常利益8億9,200万(2019年度)。海運会社としてはそれほど大きい会社ではありませんが、このご時世に売り上げは右肩上がり。さらに、純資産が84億2,700万にのぼっていて、勢いがありそうです。
旧本社は江川線を挟んで向かい側。4階建てのビルです。旧社屋と比較するとかなりグレードアップすることになりそうです。
名古屋の海運会社では、名港海運がガーデンふ頭に地上18階建て、高さ80.456メートルの高層の新社屋を建設中です。
名港ビルディング(名港海運新本社)ビルの建設の様子についてはこちら
旧来からある業種で正直あまり目立たず、一時は斜陽ともいわれた海運業界ですが、経済がグローバル化すればする中で、まだまだ伸びる余地の高い業種であるのではないかと思います。今後も地元の海運業界の発展が、名古屋港のさらなる発展に繋がることを期待したいです。
愛知海運新社屋建設工事のその後についてはこちら