貨物線「名古屋港線(なごやみなとせん)」が廃止へ・・・旅客化などの可能性は!?

貨物線「名古屋港線(なごやみなとせん)」が廃止へ・・・旅客化などの可能性は!?

山王信号場と名古屋港の6.2キロを結ぶ貨物線「名古屋港線(なごやみなとせん)」が廃止になることが発表されました。

名古屋港線(中日新聞より)

「名古屋港線」ができたのは1911年。以来、1987年の分割民営化後も継続して貨物の線として活躍してきました。しかし近年は週に3往復レールを輸送するための列車が走るだけとなっていたようで、JR貨物は先月、JR貨物は名古屋港線の第1種鉄道事業廃止を国土交通省に届け出ました。廃止予定日は翌2024年(令和6年)4月1日です。

気になるのは廃止後の跡地の活用方法です。建通新聞によりますと、JR貨物(東京都渋谷区)は、廃止後、道路と交差する高架部や盛土を撤去した上で、跡地の利活用について名古屋市など関係機関と協議を進める見通しだということです。

さらに同線は現在東邦ガスと三井不動産などが開発を進めている「みなとアクルス」の事業区域を横切る形となります。

みなとアクルスを横切る名古屋港線

これについてもJR貨物は同事業に参加するのか?事業者である東邦ガスらに売却するのか?「現時点では非行表」としているようです。

わかっている情報をまとめると、線路を所有するJR貨物は、廃止後の活用法をまだ決まっておらず、名古屋市などと協議をして今後について話合う方針のようです。

そこで当ブログから可能性が低いとわかりつつ提案したいのが”旅客化”です。名古屋市ではこれまで、かつての貨物線である「西名古屋港線」を旅客化し、第3セクター方式で「あおなみ線」として再出発させた歴史があります。

あおなみ線

場所によっては数百メートル東側を地下鉄名港線が並行して走っており、鉄道路線単体で収支を計算すれば厳しくなるため民間企業であるJRが単体で旅客化する決断をする可能性は極めて低いと思いますが、あおなみ線のときと同じように名古屋市が主導して旅客化することができないか模索してほしいものです。旅客化が実現すれば、鉄道単体での収支は厳しいかもしれませんが、周辺住民にとって大きくプラスになることは間違いありません。採算性から民間企業が手を出さないものに積極投資をすることこそ行政の意義といえるだけでなく、沿線が活発化することによる税収増なども期待でき、総合的に市にプラスになる可能性もおおいにあると思います。

未来の名古屋市のため、”英断”がなされることを密かに期待したいと思います。

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