伏見駅 駅ナカ事業

年間161億の黒字を計上している名古屋市営地下鉄(平成28年度)。単年度では黒字を計上していますが、開業以来の累積赤字は2,482億円と徐々に減ってきてはいるものの依然多額です。

地下鉄の財務体質改善策の一つとして進められているのが、地下鉄のエキナカを利用して商業施設を展開するエキナカ事業。第一号として選ばれたのは、地下鉄伏見駅です。



「ミチからマチへ~Fushimi Croossing Place~」をコンセプトに、中央改札から鶴舞線の南改札までの間、約900㎡のスペースに物販や飲食スペース15店舗を配置予定のエキナカ事業。

事業 全体図

金山駅でエキナカ事業「ミュープラット」の実績のある名古屋鉄道と、不動産マネージメントのザイマックスが、運営主体とのことです。

5月6日 撮影
5月6日 撮影

完成は2019年度中ということですが、現場は、天井の工事がはじまっているものの、ほんとうに2019年度にできるのか?という状態です。これから一気に工事が進むのでしょうか?

このエキナカ事業、伏見駅の他にも今後、さまざまな駅で広がる予定です。巨額の債務がある地下鉄にとっては、「雀の涙」ほどの収益しか得られないかもしれませんが、地下鉄構内が綺麗に整備され明るくなるうえに、少しでも債務圧縮の一助になるのであれば、事業を進めない理由はないかもしれません。

名古屋市営地下鉄は現在、巨額の累積赤字が重くのしかかっているためか、新線の建設が凍結されている状態にあります。累積赤字の圧縮が進めば、今後の新線建設に交通局も前向きに取り組むのではないか?という淡い期待もしつつ、エキナカ事業の今後を見守っていきたいです。

伏見駅駅ナカ事業のその後についてはこちら

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