尾張旭最大ステーション・名鉄三郷駅前で大規模再開発がスタート
名鉄瀬戸線の「三郷駅」は、一日の乗降客が9000人を超える尾張旭市最大の中核駅です。この三郷駅の南側では、大規模再開発計画「三郷駅前地区第一種市街地再開発事業」がスタートしています。現地ではすでに区域内にある既存施設の解体工事が続けられていて、槌音が響き亘っています。再開発計画の概要と現地の様子をお伝えします。
三郷駅前地区第一種市街地再開発事業
計画地は駅の南側1.1ヘクタールの敷地です。

計画では敷地の真ん中に駅前ロータリーを設置し、駅前広場を囲むようにA棟、B棟、C棟の3棟の施設建物を建設する予定です。
計画では住居棟となるA棟(北側)が22階建てのランドマーク的な建物となり、商業棟となるB棟(5階建て)、C棟(2階建て)があわせて整備される予定です。

現地の様子
現在、現地では一気に既存建物の解体を進めています。

商業施設やマンション、銀行などあらゆる建物が一気に解体されています。

建物の解体がはじまったのは今年春(2026年)から。4月には「三郷駅前まち納め感謝祭」が開催されたようです。
既存ビルの解体後、来年(2027年)には建物の新築がはじまり、2029年に再開発が完成する予定です。今後、どのように街が変貌していくのか楽しみです。
駅前商業地の復活へ!困難乗り越え再開発計画が軌道に
三郷駅前地区はかつて窯業の街として栄え、中心には三郷市場などがあるなど尾張旭市では最も商業が発達した地域でした。ただ時代の流れとともに市場の閉鎖や後継者問題による商店街の衰退などにより、徐々に活力が低下していたようです。
「三郷駅前地区第一種市街地再開発事業」は、三郷駅前地区の地元住民を中心に進められている再開発計画です。ご多分に漏れず建築費や人件費の高騰を受けて、計画が当初の予定から2年延期となりましたが、事業費を当初の150億円から54億円増やすなどして、計画が実行に移されています。

名鉄の名古屋駅前再開発など全国で大規模再開発の頓挫が相次ぐ中で、”三郷駅前の復活”を願う地元住民の強い思いが計画を推進させているのかもしれません。
徐々に衰退してきたとはいえ、すぐ南には「ロピア尾張旭店」もあり、連日、大勢の人で賑わっているなど、今でも尾張旭市最大の商業地区であることは間違いありません。

再開発によりどのような波及効果が生まれるのかについても楽しみです。