上空を有効活用へ・・・名古屋市交通局が地下鉄駅バスターミナルの再整備を検討
名古屋市交通局が地下鉄主要駅の「バスターミナル用地の有効活用」の検討を始めることが明らかになりました。各駅のバスターミナルの上部などに集合住宅や商業施設を建設し、用地の有効利用を図る目的です。名古屋市交通局では2016年度にも同様の検討をしましたが、事業化を見送っており、今回10年ぶりに検討を再開することになります。
検討駅は12駅 多くは駅前一等地
検討対象は本郷、藤が丘、平針、名古屋港、新瑞橋、星ヶ丘、植田、中村公園、六番町、本陣、一社の12駅。多くは駅前の一等地に広大な敷地が確保され、バスターミナルが運営されています。


構想ではバスターミナルに高層ビルを建設し、住宅施設や商業施設などを設けることで、土地の有効活用を図る方針です。
地下鉄と市バスを合わせて2,000億円を超える累積赤字(市バス357億円、地下鉄 1,873億円)を抱えるなかで資産を有効利用することで、交通局財務の改善につなげようとする目的などがあると思います。
ただそれ以上に効果が期待できるのは地下鉄駅前の活性化。用地を高度利用することで、周辺に計り知れない相乗効果があると思われます。
交通局では今後、民間のサウンディング調査などを行った上で、改めて事業の可否を判断する予定。机上の計算では測れないプラスの効果があると思われ、テストの意味も込めてまずは藤が丘や星ヶ丘などで事業化してみてはいかがでしょうか?