ついにクレーンが”お役御免”に・・・「ザ・ランドマーク名古屋栄」(【仮称】錦三丁目25番街区)建設状況 2025年7月
栄の中心部で建設が進められている「ザ・ランドマーク名古屋栄」(【仮称】錦三丁目25番街区)。三菱地所株式会社、Jフロント都市開発株式会社、日本郵政不動産株式会社、明治安田生命保険相互会社、株式会社中日新聞の5社が参画して進めている超高層ビルの建設計画です。
地上41階、地下4階、高さ211.700m。商業施設(B2~4F)、シネコン(5F~9F)、オフィス(12F~30F)、ホテル(10,11、31~41F)の複合ビルで、栄地区過去最大の開発計画になります。
前回投稿から約1か月。すでに最上階にまで達していて、工事は終盤に差し掛かっています。
「ザ・ランドマーク名古屋栄」(【仮称】錦三丁目25番街区)建設の前回投稿はこちら

今年(2025年)2月に上棟式を終え、躯体はすでに最上階まで達しています。外装工事もほぼ終了しているようです。栄のシンボル「中部電力MIRAI TOWER」(テレビ塔)を30mほど上回る栄地区ではもっとも高い建造物。その存在感は圧倒的です。

ビルに入るホテルはヒルトングループの最高級ブランド「コンラッド」です。コンラッドの日本進出は、東京、大阪に次いで3都市目。ビルの上部には「CONRAD」のロゴも取りつけられています。
最上階では、クレーンの解体がだいぶ進んでいます。こういう超高層ビル建設現場のタワークレーンの解体は、クレーンを解体するための一回り小さなクレーンを組み立てて解体を進めます。現在は躯体を持ち上げてきたタワークレーンはすでに解体され、解体用の組み立てられていたクレーンが、さらに一回り小さな孫クレーンにより解体されている状況のようです。
ビルの5F〜9Fには東宝シネマが入ります。ビルには「TOHO CINEMAS」のロゴも取りつけられました。これまで”映画といえば名駅地区”でした。意外にも栄地区にとっては初となるシネコンの誕生です。
低層階の商業施設はいまだ外装工事が続けられています。こちらがヴェールを脱げは、外観はほぼ完成したと言えそうです。
竣工は2026年3月。オープンは2026年夏頃の予定です。
オープンまで残り約一年。栄地区に大きなインパクトを与えることは間違いないだけに、いまからオープンが楽しみです。