大須地区も徐々に高層化の波・・・「【仮称】三十三銀行上前津支店建て替えプロジェクト」等現在状況 2024年3月
名古屋の都心「栄地区」からやや南にいったところにある大須地区。歴史ある老舗から電気街、最新のサブカルチャーやご当地アイドルなど様々な”文化”が融合した独特の雰囲気が魅力の街です。”ごった煮”といった表現がぴったりの街で、どちらかというと低層の建物が多い一帯ではありますが、この大須地区でも徐々に”高層化”の波が押し寄せてきています。
まずご紹介するのは「【仮称】三十三銀行上前津支店建て替えプロジェクト」です。
前回投稿から10か月が経過しました。かつてあった２階建ての銀行支店の建物が解体され、現在は新しい建物の躯体工事の真っ只中です。
「【仮称】三十三銀行上前津支店建て替えプロジェクト」の前回投稿はこちら
新しい建物は地上12階建て高さ40.50ｍ。低層階が銀行支店、高層階がマンションになります。用地を所有する三十三銀行が高度利用をするため建て替え工事を行っているものとみられます。
ここから数十メートルほど北にいったところでも、新しい建物の建設準備が始まっています。
「【仮称】大須テナントビル新築工事」。かつて「コスモスベリーズNEPIX店」などがあった場所です。地上12階、高さ46.65ｍ。現地に立てかけられている建築看板によりますと、用途の欄には”テナントビル”と書かれており、おそらく様々な店舗が入居する雑居ビルになると思われます。
老舗からサブカルチャー、それに電気街などが入り交じり、都心にありながら低層の建物が比較的多いのが特徴の大須地区ですが、ここ最近、徐々に建物の高層化も進んできています。今後も常に街並みは変化すると思われますが、大須地区最大の魅力である”雑多”な雰囲気だけ失わないほしいものです。