本線下り線(名古屋方面)の高架化工事も開始 「知立駅付近連続立体交差事業」 2024年2月

本線下り線(名古屋方面)の高架化工事も開始 「知立駅付近連続立体交差事業」 2024年2月

本線と三河線が交差する名鉄知立駅。一日平均26,658人が利用する名鉄の主要駅の一つです。その知立駅では現在、本線、三河線を高架化する立体交差事業の工事が続けられています。

知立駅イメージ

2階部分に名鉄本線。3階部分に三河線が接続する二層構造の高架となります。二層構造の高架は全国的にもまだあまり多くなく、愛知県では私の知る限り東海市の名鉄太田川駅に次いで二例目です。

本線の上り(豊橋方面)と下り(名古屋方面)、三河線の山線(豊田市方面)と海線(碧南方面)の四線が入り込む知立駅。一つ一つの線路を順次高架化してく大事業ですが、昨年(2023年)3月、本線上り線(豊橋方面)の高架が完成し供用されました。

「知立駅付近連続立体交差事業」本線上り線(豊橋方面)高架化完成についてはこちら

本線上り線(豊橋方面)

上り線開通から約一年経過した現在は、下り線高架の工事が始まっています。

本線下り線【名古屋方面】高架化工事(1月24日 撮影)

工事が行われている場所は、かつて上り線の仮線が敷かれていた場所です。上り線の高架化が完成し、仮線が撤去された跡地に新たに下り線の高架が建設されていることになります。

1月24日 撮影

新しくできた高架化ホームでは現在、下り線側には白のパネルが敷かれています。このパネルの向こう側に下り線の高架路線が建設されることになります。

上の図は、事業の工事手順を示したものです。現在、上の図でSTEP4から5の工事は進められています。まだまだ工事は”道半ば”です。

駅の少し東では、三河線の高架工事も進められています。右から左に写真を横断しているのがすでに開通している本線上り線の高架。手前側に大きくカーブしているのが三河線山線(豊田市方面)の高架です。

将来的には三河線(山線)の豊田市駅から知立駅を経由して本線に入り、名古屋まで40分で向かう直通列車を走らせる構想もあるということです。

いずれにしても今回の高架化は、駅東の開かずの踏切”を廃止することも可能となるなど、知立市民にとっては悲願ともなっているようです。

“開かずの踏切”

本線下り線(名古屋方面)が高架化されるのが2025年度、三河線が高架化されるのが2028年度の予定。まだまだ息の長い事業になりますが、事業が完成すれば、西三河地区には大きな波及効果が期待できそうです。

 

 

 

 

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