いよいよ着工・・・国内最大のスタートアップ支援拠点「ステーションAi」建設状況 2023年6月
昭和区の鶴舞公園の南側。旧「愛知県勤労会館」跡地で、愛知県が建設を計画している「ステーションAi」。国内最大のスタートアップ支援拠点です。
現地は延々と白い囲いが設置されています。
現地に掲げられた看板によりますと、作業工程は「土工事」とあります。現在は本格的にな基礎工事に入る前の地盤工事が進んでいると思われます。
開業は2024年10月の予定。地上7階建て、延べ床面積は2.3㎡と、スタートアップ支援拠点としては破格の大きさです。
館内には企業のオフィスやイベントスペース、プロトタイプの制作が行えるファラボなどで構成されていて、建設を進めている愛知県では2029年には1,000社の入居を目指しているということです。
スタートアップ企業や投資家、スタートアップとオープンイノベーションを目指す大企業、それに起業を目指す人が日常的に交わる空間となります。さらにフランスにある同じような施設「ステーションF」や、イスラエルのイノベーション庁、シンガポールの国立大学等との連携も決まっていて、様々な”化学反応”が起ることで、新たなイノベーションも生まれそうです。
日本ではこれまで東京にスタートアップ関連企業が集中していますが、アメリカではシリコンバレーやシアトルなど、いくつものスタートアップ企業の集積地が地方に点在しています。条件さえ揃えば東京から離れた名古屋でも、世界に伍していくスタートアップ拠点をつくることは可能です。
“名古屋から世界へ・・・”
ここから世界へ羽ばたく企業が一つでも多く生まれることを期待するばかりです。
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