ついに躯体が上昇・・・「(仮称)エスパシオナゴヤキャッスル」 2023年6月
名古屋城の北東のお堀端。2020年9月末に建替えのため閉館した「ナゴヤキャッスル」。閉館後の跡地では2021年11月に「(仮称)エスパシオナゴヤキャッスル」が着工し、一年以上に亘り基礎工事が続けられてきましたが、この度、ようやく躯体が上昇してきました。
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広大な敷地に2機の大型クレーンが稼働しています。躯体はまだ2階までしか伸びていませんが、現地にいくと迫力に圧倒されます。
「(仮称)エスパシオナゴヤキャッスル」は、地上11階、地下2階、高さ44メートル。名古屋市に本拠を置く「興和グループ」が開発を進めているホテルです。”エスパシオ”は興和グループがハワイで運営している超高級ホテルのブランド。建て替えられる新ホテルの客室数は108室(うちスィート30室)で一室の平均の広さは65.36㎡(5つ星ホテルの平均が50㎡程度)。閉館前の旧「ナゴヤキャッスル」も名古屋を代表する高級ホテルでしたが、建替えに伴い”エスパシオ”ブランドが”逆輸入”され、これまで名古屋にはなかったようなハイグレードのホテルが誕生することになります。
完成パースを見る限り名古屋城を模した外観です。ネット上では様々な意見もあるようですが、特に訪日外国人観光客などには喜ばれそうです。目の前に本物の名古屋城のお堀があるという立地も大きな”武器”になりそうです。
新ホテルの開業は2025年春の予定。来月(2023年7月)には、栄地区に150の客室すべてが50㎡というラグジュアリーホテル「TIAD」も開業する予定で、今後、市内のホテル業界は新たなステージに入りそうです。
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