3棟目の建設が着々と・・・「市営城北荘」建替え工事 2023年4月
北区名城2丁目〜3丁目。地下鉄名城線の「名城公園駅」の東側に広がる一帯にある市営住宅「市営城北荘」でしたが、現在、建物の老朽化により順次建替え作業が続いています。
建替え工事を巡っては、2020年末に先行して2棟が完成しました。
写真奥が建替えにより完成したA棟(10階建て、110戸)、手前の建物がB棟(114戸)です。すでに多くの住民が移転しています。
この2棟の完成後、老朽化していた南側の棟が一気に数棟解体されましたが、一部では早くも新しい集合住宅の建設が始まっていました。
「【仮称】城北第三次公営及び更新住宅新築工事」。地上７階建て、高さ20.15メートル、総戸数は70戸。当ブログで同工事を取り上げるのは２ヶ月ぶり。２ヶ月前にはすでに躯体が上に伸びてきていましたが、今回撮影時には躯体が大きく上に伸びています。
市営城北荘（【仮称】城北第三次公営及び更新住宅新築工事）の前回投稿はこちら
先行して竣工したA棟・B棟と、現在建設中の「【仮称】城北第三次公営及び更新住宅新築工事」の間の敷地にも、かつて旧団地が林立していましたが、現在は広大な空き地が広がっています。
地下鉄名城線「名城公園駅」リニューアル工事についてはこちら
現在はすぐ近くで行われている地下鉄名城線「名城公園駅」リニューアル工事の仮設資材置き場として使用しているようです。
地下鉄名城線「名城公園駅」リニューアル工事についてはこちら
敷地の最南端では、いまだ旧建物が”現役”で稼働しています。
やはり老朽化が進んでいますが、先に建替えが行われた旧建物と比較すると若干、建物の”痛み”は少ない気がします。おそらく比較的新しい1970年代に建設された棟ではないかと思われます。ただこの一帯も、住民を新しくできた建物などに移転させた後、いずれ解体されると思われます。
長いスパンで行われている”巨大団地”の建替え事業。今後も定期的に工事の変遷を見守り続けたいと思います。