ショップ、オフィス、ホテル・・・「中日ビルディング」が詳細を発表 2023年4月
栄の中心部で建設が進められている新「中日ビルディング」。前回投稿から一ヶ月。工事の中心は内装工事に入りました。
新「中日ビルディング」建設工事の前回投稿はこちら
地上33階、地下5階。高さ158.877メートル。すでに外観はほぼ完成しています。低層階に商業施設、中層階がオフィス、高層階がホテルの三層構造が特徴の超高層ビルです。
ビルのオープンは2024年春。外観がほぼ完成した今、残り一年で内装工事が続けられるとみられます。
オープンまで残り一年となる中で中日ビルは先日、コンセプトなどの詳細を明らかにしました。以下にその概要をまとめます。
①ロゴマーク、タグライン
先日の発表では、新中日ビルディングのロゴマークが発表されました。
中日ビルのレガシーを継承しながら生まれ変わるビルを上空から見たイメージを表現したというロゴマーク。マークにはかつての中日ビルの名所、回転展望レストランをモチーフにした芝生広場が描かれています。
タグラインは「これからも、まちとサカエる。」
旧ビルの竣工は1966年。今では想像もつきませんが、当時、久屋大通の東側はほとんどなにもなかった状態だったようで、旧「中日ビルディング」のオープンを契機に東側にも徐々に街が広がったということてす。新「中日ビルディング」のオープンが、栄の街に大きな波及効果をもたらすことを期待したいです。
②ショップ・レストラン
商業施設は地下1階から5階と、7階に配置されます。気軽に立ち寄れる店から、フォーマルな場面にふさわしい飲食店まで様々な需要に応えるテナントを集めるということです。
さらには4階から5階にはワーカーをサポートするサービス系テナントの入居やクリニックの入居が予定されているほか、旧ビルにもあった「中日文化センター」や「全国物産観光センター」も入るということです。
③多目的ホール・カンファレンス
6階では多目的ホールと大小8室の会議室からなる「中日ホール&カンファレンス」が展開されます。ホールはライブコンサートだけでなく、セミナーや講演会、パーティーなど幅広く活用されるということです。
カンファレンスエリアは会議や研修などに利用できるほか、ホテルとの一体利用も可能とした都心形MICE機能の拠点としての役割を担うことも期待されているようです。
④オフィス
オフィスは9階から22階の中層階。栄エリア最大級の貸室面積で、16階にはオフィスワーカーのための専用ラウンジも設置されるということです。
⑤ホテル
高層階の24階から32階には、三菱地所グループの高級ホテル「ザ ロイヤルパークホテル アイコニック名古屋」が入ります。”アイコニック”はロイヤルパークホテルズが展開する「THE シリーズ」のフラッグシップブランドで、名古屋では初出店となります。
ホテルのオープンは2024年2月の予定だということです。
オープンから一年を切った新「中日ビルディング」。栄地区にかなりインパクトのある波及効果をもたらすことはほぼ間違いないだけにいまからオープンが待ち遠しいです。
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