発掘調査を終え・・・新「愛知県体育館」の工事が開始 2022年8月
名古屋城の北東。名城公園の一角で進められている新「愛知県体育館」の建設計画。現場で続けられていた遺跡発掘調査が終わり、先月7日には起工式も行われました。
建設予定地は、かつて野球場やプールなどの施設があった場所。白の囲いが大津通沿いに延々と続きます。囲いの向こう側には、クレーン車や杭打機の姿も確認できます。いよいよ本格的な工事が開始されるようです。
プールなどの既存施設をはじめ、ネットやナイター照明施設なども跡形もなく撤去されていて、現場に広大な更地が広がっています。前回投稿から2ヶ月あまり。前回投稿時は発掘調査の真っ只中で、敷地にテントなども施されていましたが、今回撮影時にはそうしたテントなどもありません。敷地の一部がブルーのシートで覆われていますが、発掘調査の名残でしょうか?
遥かかなたには、名古屋城と名駅の超高層ビル街が確認できます。これも今だけ楽しめる光景なのかもしれません。
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総工費400億円。メインアリーナ、サブアリーナ、多目的ホールからなる地上5階建ての鉄筋コンクリート造・鉄骨造で、延べ面積5万8,400㎡。最大収容人数は立ち見も含めて1万7,000人。現在の愛知県体育館が7,400席ですので、大幅にグレードアップされ、国内最大級のアリーナとなります。
完成は2025年夏で、2026年に名古屋で開催されるアジア大会のメイン会場の一つにもなります。
体育館の運営にはNTTグループも加わり5Gを使った最新技術を駆使して、デジタルを活用した「スマートアリーナ」を目指すということで、どのような施設になるのか今から楽しみです。
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