一部で外観がお目見え・・・「中村区役所」新庁舎建設工事 2022年5月
地下鉄東山線「本陣駅」の東側。旧本陣小学校跡地で建設が進められている中村区役所新庁舎。前回投稿から5か月弱。工事は順調に進んでいるようです。
敷地南側からの写真です。建物の骨組み工事はすでに終え、一部では、シートが取り外され、外観がお目見ていしています。
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建物北西方向からの写真です。こちらの外観は、幾何学的な直線の模様が施されていて、南側とは別の”顔”を見せています。
新庁舎は地上5階、地下1階。高さ25.51メートル。区役所だけでなく保健所や土木事務所、市税事務所といったこれまで区内各所に点在していた名古屋市の行政機能を一か所に集約した建物になります。さらに敷地内には、クリニックや調剤薬局、ラウンジなどが入る別棟や市民が利用できる多目的広場も整備される予定です。完成すれば区民が多く集う場所にもなりそうで、本陣駅周辺に大きな波及効果を及ぼすことにもなりそうです。
竣工は2022年10月で、区役所の移転は2023年の予定です。
そしてなんと言っても気になるのが、現在の中村区役所の今後です。
地上10階建て。1964年(昭和39年)竣工と、市内16区役所のなかでも最も古い建物で、かなり老朽化しています。建物上部にはURが運営する賃貸住宅が入っています。移転後がどのようになるかについては、現状、決まっておらず、今後、URも交えて跡地利用についての検討が進められるようです。
場所は地下鉄で名駅から一区画の桜通り線「中村区役所駅」のすぐ近く。名駅まで徒歩で十数分。リニアの開業も控えここ数年、再開発が活発に進んでいる地区です。
区役所跡地も地域のランドマークになるような再開発になることを期待したいです。
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