真っ盛り・・・旧「チヨダホテルナゴヤ」解体工事 2021年10月
中区錦1丁目。去年(2020年)5月末で閉館をしていたビジネスホテル旧「チヨダホテルナゴヤ」の解体工事が佳境を迎えています。
建物全体がグレーのシートに覆われています。旧「チヨダホテルナゴヤ」は。地上12階建て客室数は190室と、ビジネスホテルとしてはやや大型の建物でしたが、解体工事が進んで躯体が徐々に縮んでいるのを確認できます。
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足元では2台のショベルカーが建物に立ち向かっている様子も確認できます。ホテルを運営していたのは名古屋市に本社があった「KOSCO INN」。ほかにも全国に16のホテルを運営していましたが、訪日外国人客の急減により、経営が悪化。去年(2020年)7月に民事再生法の適用を受けて自力再建を断念しました。いわゆる”コロナ倒産”です。
跡地利用についての情報はありませんが、解体されている理由が前抜きのものではなく、解体後、しばらくは新しい動きがないのかもしれません。コロナ禍により、飲食店やホテルが廃業していく様子はこの一年半、名古屋市内でも散見します。街が”壊死”していくようで正直みていられませんが、緊急事態宣言も全面解除されました。今後、徐々に街が復活することを願うばかりです。