躯体が一気に上昇・・・新「カゴメ本社ビル」建設状況 2021年8月
中区錦三丁目の大津通沿いで進んでいる大手食品メーカー「カゴメ」本社の建替工事。前回投稿から1ヶ月が経ちました。躯体が一気に伸びてきました。
躯体は4階から5階のあたりまで伸びてきました。前回投稿時は躯体が上がってきたところといった感じでしたがここに来てようやく躯体が伸びてきました。
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新本社ビルは地上11階、地下1階。高さ44.9メートル。今後さらに倍近く躯体が伸びると思われます。場所は名古屋随一の繁華街”キンサン(錦三)”の入り口ですが、以外にもこのブロックに大きな建物はなく、完成すれば存在感のあるビルになりそうです。
完成は2022年7月。5階部分まではカゴメの本社機能が入りますが、6階から11階はテナントが誘致される予定です。
完成イメージをみる限り、かなりスタイリッシュな建物です。低層部は社名の由来ともなった「籠の目(かごのめ)」をイメージしたデザインです。一階にはキッチンスタジオも設けられます。
日本だけでなくアジアでの野菜飲料の展開を念頭に置いているカゴメ。現在、東京との二本社制をとっていますが、会社の機能を徐々に東京から名古屋に移しているトヨタの例をみてもわかる通り、会社のグローバル化が進めば進むほどコストのかかる東京に機能を残す意味が薄れてくる気がします。今後も”創業の地”である名古屋に足をつけた上で、さらに世界にはばたいていってほしいと思います。
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