名古屋の都心を一望・・・芸術文化センター展望回廊からの景色2021年5月
東区東桜一丁目。あまり知られていませんが、「オアシス21」の東向かいの「愛知芸術文化センター」の11階には名古屋の街を一望できる「展望回廊」があります。栄の街並みから名駅の超高層ビルまで・・・。名古屋の都心を見渡せる貴重なスポットです。
都市規模に比べて高層の建物が少ないと指摘されてきた名古屋市。現在も、高層の建物が多い街ではありませんが、それでもこ高い建物がかなり増えたと感じます。
名駅の超高層ビル群です。JRセントラルタワーズが開業したの1999年12月。それまで名駅地区に超高層ビルはありませんでした。それを考えると隔世の感があります。クレーンが活動している手前の建物は、建設中の「プラウドタワー名古屋錦」(名古屋・錦二丁目7番第一種市街地再開発事業)です。
プラウドタワー名古屋錦(名古屋・錦二丁目7番第一種市街地再開発事業)の建設状況についてはこちら
テレビ塔のすぐ横では、NTT都市開発が開発を進める「アーバンネット名古屋ネクスタ」が建設中です。通常下からみているビルの建設状況が、この場所からみると別角度から観察することが出来、新鮮な気持ちです。
「アーバンネット名古屋ネクスタ」の建設についてはこちら
名古屋の目抜き通り錦通りです。名古屋の中心を南北に貫く広小路通りと錦通り沿いは市内でも最初に開発したことが逆に災いし、建物の高さが30メートルに規制されていた(百尺規制)高度経済成長期に建設された建物が多く、桜通りなどに比べてスカイラインが低い気がします。
写真は建て替えの最終段階に入っている「三菱UFJ名古屋ビル」。広小路通りと錦通りの双方に面した広大な土地で開発がすすんでいます。高度経済経済成長期に建設されたいわゆる“百尺ビル“はいずれも老朽化しており、徐々に建て替えがすすんでいくと思われます。今後、予想外のところで再開発計画が持ち上がる可能性もありそうです。
伸びゆく名古屋の街の様子が手に取るようにわかる「愛知芸術文化センターの展望回廊」。今後も定期的にリポートし、街の変貌の記録を残していきたいと思います。