2023年年頭に考える① 名古屋の未来にスタートアップは不可欠!?

2023年年頭に考える① 名古屋の未来にスタートアップは不可欠!?

新年明けましておめでとうございます。2019年1月からスタートした当プログも、開設から丸4年が経過し、5年目に突入します。我ながら正直、ここまで続くとは思いませんでしたが、これも読者の皆さまに支えられたお陰です。こころより感謝します。

さて新年一発目は、ここ最近、注目度が増しているスタートアップ企業について取り上げたいと思います。

スタートアップ企業とは、イノベーションを産み出すような革新的アイデアで、短期的な成長を目指す創業2~3年の会社を指します。

現在世界を席巻するGAFA(google、Apple、Facebook、Amazon)ももとはこのスタートアップ企業。この4つの巨大企業が誕生したアメリカ経済は、一時期の停滞期を脱し、大き大きく伸び続けています。

これに対し、日本では世界各国と比較してもスタートアップ企業の誕生が極端に少なく、特に名古屋は”スタートアップ不毛の地”とさえ言われることもありました。はっきりとした理由はわかりませんが、自動車産業など地場産業が磐石で、エンジニアなどの人材が既存の大企業に流れてしまっていること、現状が”豊か”であるため、敢えてリスクを冒してスタートアップ企業を立ち上げる気風が弱いことなどが指摘されています。

その”不毛の地”名古屋に2024年10月、世界最大級のスタートアップ育成拠点が誕生します。

STATION Ai 完成イメージ

「STATION Ai」。愛知県がソフトバンクとタッグを組んで整備・運営が進められている施設で、リモート参加を含めてスタートアップ企業1000社の集積を目指します。

施設ではイノベーションを促すためのスタートアップ企業同士の”交流の場”を提供するだけでなく、入居企業向けのファンドも設置し、資金支援なども行う予定で、”不毛の地”からの一発逆転を目指します。

施設が建設されるのは鶴舞公園の南側の敷地です。

STATION Ai建設予定地(12月30日 撮影)

敷地の周囲には仮囲いが設置されました。現在、本格的な工事は進んでいませんが、敷地全体には工事車両が動きやすくする鉄板がすでに敷かれており、基礎工事を前にした準備工事が進められているようです。

施設の完成は2024年ですが、すでに事業ははじまっています。愛知県は、施設のオープンに先駆けてささしまの「WeWorkグローバルゲート名古屋」内に「PRE-STATION Ai」を開設し、すでに有望なスタートアップ企業が入居しています。

「PRE-STATION Ai」についてはこちら

施設から一つでも多くの世界的なスタートアップ企業が出ることを願うばかりですが、成功のポイントは”事業の成果あまり期待しないこと”だと思います。

スタートアップ企業は”当たるも八卦、当たらぬも八卦”。行政が参画する事業だけに、芳しい成果が出ないと厳しい目が注がれる可能性がありますが、県民全体が”気長に待つこと”がなにより重要なのではないかと思います。

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