久屋大通の西側で続いている「中日ビル」の建替え工事の定点観測です。前回投稿から1ヶ月半ほど経ちました。
前回投稿時には、下層部に白い囲いが覆われているに過ぎませんでしたが、現在は建物のほぼすべてが白い囲いに覆われるようになりました。
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よくみると屋上の回転レストランも白い囲いに覆われているのがわかります。旧ビルの解体は、今後1年以上かけて続けられる予定です。外観は今後しばらくは大きく変わらない可能性がありますが、解体工事自体は本格化していくものとみられます。
新中日ビルは地上31階建て、高さ170メートル。オフィス・ホテル・商業施設・多目的ホールが入居する多目的ビルで、完成は2024年になります。名駅地区と異なり、これまで超高層ビルのなかった栄地区では圧倒的な高さになりますが、先日、久屋大通を挟んだ向かい側「名古屋三越栄店」が、高さ180メートルの超高層ビルに建替えられる構想があることが発表されました。
名古屋三越栄店の超高層ビル建替え構想につい
発表されたイメージパースの奥に描かれているのが「新中日ビル」です。三越後の新ビルが構想通り完成すれば、中日ビルより10メートル高くなることになります。ただ完成目標は2029年と10年後です。さらに、今後の動向次第では、計画が縮小することや、遅れることも十分考えられます。
しばらくは中日ビルが栄地区で最も存在感のあるビルであることは間違いなさそうです。
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