東区役所が愛知大学車道キャンパスに移転を検討！？跡地開発の行方は？
中部電力や大同特殊鋼などの大企業が本拠を置くオフィスエリア、白壁などの高級住宅地、ナゴヤドームなどのアミューズメント施設に旭ヶ丘高校や東海高校などが有名高校が点在する文教エリア・・・。市内16区のなかで最も面積が小さいながらも様々な”顔”をもつ東区。その東区の区役所の移転計画が検討されていることが新聞報道で明らかになっています。
すでに築50年以上が経過し老朽化が進んでいます。場所は地下鉄桜通線「車道駅」から北へ約一キロの閑静な住宅街の真ん中にあります。
移転先候補として挙がっているのは車道駅から徒歩２分のところにある愛知大学車道キャンパスです。
愛知大学は2012年にささしま地区に新キャンパスができて以降、車道キャンパスの有効活用に苦慮していたようで、老朽化による移転を検討していた東区役所との利害が一致したということのようです。
車道キャンパスは地上13階。区内に高層マンションが次々と建設され人口が増加し続けている同区。移転が実現すれば区役所も”拡張”されることになりそうです。
そしてさらに気になるのは現区役所の跡地利用です。
現区役所のすぐ南側の土地には葵ゴルフクラブというゴルフ練習場がありましたが、今年（2023年）8月末に閉場し施設が解体されました。区役所移転後の情報については明らかにされていませんが、今後、なんらかの一体開発が進められるかもしれません。周囲には閑静な住宅街が広がっていて、あまり高い建物は建設できないかもしれませんが、跡地利用がどのような形でなされるのか？注目していきたいと思います。