新幹線横で一気に・・・名駅西口で2棟の高層ビルの建設が終盤へ 2023年10月
中村区椿町。新幹線名古屋駅のすぐ脇で、2棟の高層ビルの建設が進んでいます。前回投稿から10ヶ月あまり。2棟の建設はいずれも終盤に向かっています。
名駅西口 2棟の高層ビル建設の前回投稿はこちら
最初にご紹介するのは「ビジネスホテル稲穂」跡地に三交不動産が建設を進めているオフィス中心の複合ビル「(仮称)中村区椿町ビル新築工事」です。
すでに躯体はかなり上まで伸びています。
地上12階、高さ48メートル。1階~3階が商業フロア、4階~12階がオフィス、サービスフロアの複合ビル。躯体全体がグレーのシートに覆われていてはっきりとはわかりませんか、躯体はあともう一息で最上階というところまで伸びていると思われます。
この「(仮称)中村区椿町ビル新築工事」の建設現場から狭い路地を挟んだ南側では、地上11階、高さ42.45メートルの高層ビル「(仮称)椿16ビル新築プロジェクト」が建設中です。
こちらの外観はすでに完成していて、”完成間近”といったところです。
建築主は東京ITプログラミング&会計専門学校などを運営する「学校法人立志舎中央」です。詳細な情報はありませんが、ビルは専門学校の校舎になると思われます。最初に紹介した「(仮称)中村区椿町ビル新築工事」(写真右)とともに、巨大な”壁”となっているのを確認できます。
場所は名古屋駅新幹線ホームから狭い路地を挟んですぐ西側の敷地です。
“名古屋名物”広い道路に代表されるように、比較的余裕をもってつくられている印象の名古屋の街。駅のホームのすぐ脇に高層ビルが林立する東京・山の手線沿いのような光景はこれまであまりありませんでした。都心の集積がさらにすすめば、名古屋市内でも、今後こうした光景が増えてくるのかもしれません。