「フコク生命栄ビル(旧名古屋栄東急REIホテル)」が解体開始 跡地開発の行方は!? 2023年9月
中区栄三丁目の広小路通沿い。昨年(2022年)3月に閉館した「旧名古屋栄東急REIホテル」が核テナントとして入っていた「フコク生命栄ビル」。ホテルの閉館から約一年半。ビルの解体作業がはじまりました。
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テナントがすべて撤退し、ひっそりとしたビルの周囲が白のパネルで覆われました。さらに本格的な解体を前に足場の設置もはじまりました。
地上14階地下1階建て、客室は297室。宿泊だけでなくレストランや宴会場などを兼ね備えていて、コロナ禍前は75%の稼働率を誇っていたということですが、コロナ禍により大きく稼働率が落ち込み、ビルの賃貸契約の満了を契機に閉館となったようです。
気になるのはビル解体後の”跡地利用”です。
地権者は富国生命で、解体されるビルも「フコク生命栄ビル」という名称のとおり富国生命の所有だったようですが、跡地利用については現在「未定」のようです。立地は地下鉄栄駅と伏見駅の中間と抜群です。旧財閥系企業で資金力が豊富な企業であるだけに夢のある跡地開発を期待したいです。
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