ついに竣工・・・「三甲名古屋錦ビル(【仮称】名古屋広小路ビル新築工事)」建設状況 2023年3月
中区錦一丁目。堀川に架かる納屋橋の東で建設が進められていたオフィスビル「三甲名古屋錦ビル(【仮称】名古屋広小路ビル新築工事)」。前回投稿から3ヶ月が経過しました。2021年8月の着工から一年半。ついにビルが完成しました。
「三甲名古屋錦ビル(【仮称】名古屋広小路ビル新築工事)の前回投稿はこちら
地上13階、高さ59.90メートル。開発を手掛けたのは岐阜県瑞浪市に本社を置く「三甲」。プラスチックパレットやコンテナなどの物流資材を製造するメーカーで、”知る人ぞ知る”優良企業です。全国の主要都市にオフィスビルを所有していて名古屋では2棟目のオフィスビルになります。
場所は2019年に閉店したディスコ「MAHARAJA名古屋」の跡地。よくよく考えると閉店からまだ3年あまりしか経っていません。改めて、名古屋中心部の街の”新陳代謝”の早さに驚かされます。
不動産仲介の三鬼商事が毎月公表している名古屋都心部のオフィス空室率は5.52%(2023年1月現在)。コロナ禍以降、まだまだ高い水準にあり、特に新築のオフィスビルの成約率が厳しいのが現状のようで「三甲名古屋錦ビル」もおそらく厳しい船出になるのではないかと思われます。ただコロナ禍が収束に向かうなかで、昨年(2022年)末頃から名古屋の都心部も目に見えて人出が増えてきたのを実感します。トンネルの出口はすぐそこ。一日も早く都心部にかつての賑わいが戻ることを期待するばかりです。