計画の概要が明らかに・・・「ノリタケ・鹿島・第一生命(【仮称】S2計画)」2022年12月
栄の中心部。オアシス21の南、錦通りを挟んだ向かい側の敷地でノリタケカンパニーリミテッド、鹿島建設、第一生命の3社が共同で開発を進めている「【仮称】S2計画」の概要がこのほど発表されました。
地上19階、地下1階。空に高く伸びる縦基調としつつ、計画の一事業者であるノリタケの食器から着想し、ボーンチャイナを連想させる温もりのある色調や角部の柔らかな曲線美を取り入れてるとのことです。
広小路通りと武平通りに面するところのパースです。敷地内には、十分な公開空き地も整備され、ゆとりある歩行者空間が提供されるとともに、南側は広小路通りの賑わいに寄与する”憩いの場”も提供されるということです。
広小路通りから錦通りまでの広い敷地を一体開発する今回の計画。ノリタケ栄ビル(地上5階、1967年竣工)、鹿島中部支店ビル(地上11階、1988年竣工)、栄第一生命ビルディング(地上9階、1972年竣工)の3つの既存ビルを解体して整備される予定で、現在は3つのビルが”絶賛解体中”です。
敷地の一番南。栄第一生命ビルディングの解体の様子です。当初は9階建てのビルでしたが、だいぶ囲いが小さくなってきました。
「ノリタケ・鹿島・第一生命」既存ビルの前回投稿はこちら
写真左が「ノリタケ栄ビル」、右が「鹿島中部支店ビル」です。「鹿島中部支店ビル」は地上11階と3つのビルの中で最も大きなビルでしたが、解体速度が早く、囲いの高さも「ノリタケ栄ビル」とほぼ同じ高さまで下がってきています。
上から現地をみた写真です。ここからみると写真手前「ノリタケ栄ビル」の解体は”まだこれから”といった感じですが、写真奥「鹿島中部支店ビル」の解体はかなり進んでいることがみてとれます。
建物の中央にぽっかりと”穴”が空いていて”ハリボテ状態”となっています。少しわかりづらいかもしれませんが、建物東側(写真左)には、解体を進めるショベルカーの姿も確認できます。
「(仮称)S2計画」の建設開始は3つの既存ビル解体後の2023年6月頃。完成は2026年3月の予定です。当プログでは今後も計画の進捗状況を定期的にお伝えしたいと思います。
「ノリタケ・鹿島・第一生命一体開発」(【仮称】S2計画)のその後についてはこちら