解体は順調に・・・「ノリタケ・鹿島・第一生命」一体開発 2022年6月
栄の中心部からやや東にいったところ。錦通りと広小路通りに挟まれた一帯で、ノリタケ、鹿島建設、第一生命の3社が互いに隣合う自社ビルを解体し、一体開発をするという大規模再開発を打ち出しています。
一体開発を前回取り上げたのは、約1ヶ月半前。前回投稿時は、それぞれのビルの解体工事が始まったところといった感じでしたが、工事は順調に進捗しているようです。
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敷地北側。錦通りを挟んだ向かい側からの写真です。一番手前が「ノリタケ栄ビル」(地上5階建て、1967年竣工)です。こちらは前回同様、一階部分に白の囲いが施されているだけで、パッと見、大きな変化はありません。
その一方で、その奥の鹿島中部支店ビル(地上11階建て、1988年竣工)では、建物全体に足場が組まれました。
3つのビルでは最も新しく、かつ最も高いビルです。鹿島建設の支店機能は解体前広小路クロスタワーに移転していますが、一体開発後のビルにまた戻ってくるのではないでしょうか?新ビルの開発は当然、鹿島建設が手掛けるとみられますが、鹿島建設にとっては自らの建設技術をアピールする”ショールーム”のようなビルになるので、力が入るのではないでしょうか?
最後に敷地の一番南「栄第一生命ビル」です。こちらは建物の真ん中部分まで足場が組まれました。いよいよ本格的な解体工事が進みそうです。
再開発により建てられるビルは、現状地上20階建ての高層オフィスビルということしか情報がありません。今後も現場の推移をお伝えするとともに、情報の更新にも気を配りたいです。
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