まだまだ続く・・・泉一丁目地区の高層マンション建設ラッシュ 2022年5月
地下鉄名城線「久屋大通駅」の北東地区、東区泉一丁目。名古屋随一の繁華街である「栄地区」と、官庁街の「丸の内地区」の中間点にあたり、かつては都心の”空白地”のような地域でしたが、全国的に「郊外の一戸建てから都心のマンション」という”都心回帰”の流れが加速する中、栄徒歩圏内という好立地が注目され、この十数年、高層マンションの建設ラッシュが続いています。
そんななか、別稿でお伝えしたとおり、およそ一年半あまり前には新たな高層マンション「グランドメゾン久屋大通」が竣工しました。
地上17階建て、高さ57.265m。総戸数は77戸の高層マンションです。エメラルドグリーンの外観が鮮やかで目を引きます。完成前に完売したほどの人気の高いマンションでした。
「グランドメゾン久屋大通」についてはこちら
このグランドメゾン久屋大通と狭い路地を挟んだ南向かいで、現在、新たな高層マンションの建設が進んでいます。
「ザ・パークハウス泉一丁目」。地上15階建て、高さ44.65メートル。当ブログでこのマンションを前回取り上げたのは約3ヶ月前ですが、当時はようやく躯体工事がはじまったところといった感じでしたが、今回撮影時には躯体が大きく伸びていました。
「ザ・パークハウス泉一丁目」の前回投稿はこちら
「ザ・パークハウス泉一丁目」のその後についてはこちら
さらに少し南に行ったところでも、新たな高層マンションの建設がはじまったようです。
「(仮称)名古屋市東区泉一丁目計画」。地上14階建て、高さ44.82メートル。近鉄不動産が手掛ける高層マンションです。かつてコインパーキングがあった敷地で現在は、周囲に”トラ柵”が張られています。
写真奥、グレーのシートにかけられているのが「ザ・パークハウス泉一丁目」。さらに奥にあるのが「グランドメゾン久屋大通」です。この狭いエリアで3つの高層マンションが立て続けに建設されるのは、泉一丁目ならではかもしれません。おそらく市内でも最も人口密度が高い住宅地ですが、ブロック内にはまだまだ低密度の建物や駐車場があります。今後も高層マンションの建設ラッシュは続きそうです。