名駅西口(新幹線口)・・・グルメビル「名駅太閤通口ビル」が完成
名駅西口(新幹線口)の駅前で、JR東海とグループのジェイアール東海不動産株式会社が開発を進めていたグルメビル「名駅太閤通口ビル」が、オープンしました。
落ち着いた色合いのビルで、一見グルメビルにはみえません。地上10階、地下2階、高さ42.80メートル。ビルのオープンがいつかは不明ですが、すでに8月に竣工していたようです。
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一階には、「伝串 新時代」が進出しました。
安城市に本拠を置く「ファッズ」という会社が展開する居酒屋チェーンです。ここ数年、名古屋での新店舗のオープンが加速していて、かなり勢いを感じます。
気になるのは、すでにビルがオープンしているにも関わらず、テナントの情報が少ないことです。
ビルのテナント看板には、2階に世界の山ちゃん。9階に串焼きナインのロゴがあるだけ。いまだ多くのフロアにテナントが入っておらず、賑やかさはありません。長引くコロナ禍で大きなあおりをくっているのではないでしょうか？
少し西にいったところでは、ちょうど一年前にオープンした「Core Meieki」(【仮称】椿町飲食ビル)があります。
「Core Meieki」(【仮称】椿町飲食ビル)についてはこちら
こちらもオープン当初はテナントに空きがあり、厳しい船出になっているようにみえましたが、一年経ちテナントはようやくほとんどが埋まったようにみえます。
ただ、当初は飲食店を中止としたテナント構成を予定していたと思われますが、飲食店は2階の鉄板焼店「鉄神」だけ。そのほかはカラオケ店に、美容外科、脱毛サロン、エステ、歯医者となっています。飲食業界が置かれている現状がいかに厳しいかを如実に体現しているようにみえます。
冬になりまた感染者数が増加していますが、ワクチンや経口薬の普及、それに以前に比べて重症化する確率が低くなっていることから、欧州などを中心に「パンデミックからエンデミックへの政策転換が必要だ」といった議論も徐々に活発になりつつあります。日本でもこうした空気が徐々に浸透し、一日も早く”かつての日常”が戻ることを願うばかりです。