工事は順調に・・・”丸栄跡地”商業施設建設状況 2021年8月
栄の中心部、丸栄百貨店の跡地で建設中の商業施設「(仮称)丸栄百貨店跡地再開発」の工事が順調に進んでいるようです。
前回投稿から2ヶ月半が経ちました。写真は広小路通から。ここからだとあまりわかりませんが、工事は大きく進捗しています。
敷地西側、プリンセス大通から。新しく建設される商業施設は地上3階建て。前回投稿時は、写真右手の広小路通に面した部分のみ骨組みが最上階に伸びているいわゆる”ハリボテ”状態でしたが、今回撮影時には奥の敷地まで骨組みが組まれていました。
「(仮称)丸栄百貨店跡地再開発」の前回投稿はこちら
敷地東側、伊勢町通側から。こちらでも敷地奥まで骨組みがされていて、建物に”厚み”が増しているのが確認できます。シートに覆われていて工事の進捗状況が断片的にしか確認できないのは残念ですが、工事は順調に進捗しているようです。
建設を巡っては、処々の事情2度計画の遅れが発表され、当初は2020年の予定だったオープンは2022年春にずれ込んでいます。”三度目の正直”という言葉は適当でもないかもしれませんが、工事の進捗状況をみる限り、これ以上遅れることはないのではないかと思われます。
ただ、やはり気になるのはその後の展開。完成する商業施設はあくまで”暫定施設で、”同地を巡っては、丸栄の親会社の興和が、広小路通を挟んだ北側の栄町ビルなどとともに、一体開発する構想を打ち出していますが、一部、地権者との交渉が頓挫しているようで、計画が暗礁に乗り上げています。栄の”命運”を握る大規模再開発といっても過言ではないだけに、当ブログでは今後の動向についても引き続き注視していきたいです。
「(仮称)丸栄百貨店跡地再開発」のその後についてはこちら