東急ハンズアネックス店が今秋閉館・・・跡地開発の行方は!?
テレビ塔の東。東急ハンズアネックス店などが入るセントラルパークアネックスビルが、今秋閉館することが明らかになりました。
セントラルパークアネックスビルは1986年開業。地上12階、地下2階建てで、東急ハンズアネックス店を核テナントにした商業ビルで、現在は無印良品など13店舗がテナントして入居しています。
開業当初は、中部地方で初となる東急ハンズとして話題を呼び、最盛期の1993年度は全館で141億の売り上げを誇っていましたが、名古屋PARCOのオープンやラシックなどの開業、名駅地区の再開発のあおりを受け徐々に売り上げが減少し、コロナ禍が襲った2020年度には全盛期の7分の1の20億円にまで落ち込んでいたということです。
ビルの閉館は10月17日の予定で、東急ハンズは22年秋に同じ栄地区に移転する予定とのこと。想像というか妄想のレベルですが、久屋大通を挟んだ向かい側で22年2月の開業に向けて工事中の「アーバンネット名古屋ネクスタビル」にテナントとして入る予定なのかもしれません。いずれにしても、どこの場所に移転するのかは決まっているのではないかと思われます。
そして気になるのはセントラルパークアネックスビルの跡地利用です。ビルは栄地下街のセントラルパークの子会社の「セントラルパークアネックス」が運営しています。跡地については地権者などと協議中ということです。栄地区の発信地区の一つだったセントラルパークアネックスビルが閉館するのは一抹の寂しさがありますが、旧ビルを超えるような新たな再開発計画が持ち上がることを期待したいです。
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