名古屋駅新幹線口(西口)の駅前。今年(2021年)4月に河合塾「新名駅キャンパス」が開校しました。
地上11階、地下1階。高さ52.19メートルで、ユニークな外観が目をひく建物です。新キャンパスは、東大、京大、医進館の機能があった「旧名駅校」と、名大・難関大進学館のある「旧名古屋校」の2つの機能を兼ね備えています。このため新キャンパスの完成後、2つの旧キャンパスの解体が一気にはじまりました。
まずは新キャンパスからやや南にいったところ「河合塾 旧名駅校」です。建物解体のため真ん中ぐらいの高さまで白いパネルで覆われはじめました。「河合塾 旧名駅校」は、2012年竣工したばかり。リニア名古屋駅建設用地の真上にあたるため、わずか9年しかたっていませんが、解体を余儀なくされました。完成当初はリニア開発用地となることを知らされてなかったということでしょうか?
さらに「新名駅校」から北に少しいったところにある「旧名古屋校」でも解体に向けた作がスタートしました。足場づくりはまだはじまっていませんが、一階部分が白いパネルで覆われました。
旧名駅校の敷地はリニア建設用地にはあたりませんが、旧名古屋校とともにJR東海が買い取ったようです。解体後は、リニア名古屋駅建設に伴い立ち退きを余儀なくされるところの代替用地として使用されるようです。
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リニア名古屋駅建設に伴う校舎建て替えの一大プロジェクトが進行中の河合塾名駅キャンパスですが、現在、リニアとは関係なくお膝元の千種駅前でも校舎建て替え工事が進行中です。当ブログでは、千種の建て替え工事につきましても、動向を見守り続けたいと思います。
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