まさに大迫力・・・リニア名古屋駅買収用地 「名古屋ダイヤビルディング」解体状況 2021年4月
夢の超特急「リニア中央新幹線」の開業を控名駅地区ではあちこちで槌音が響いています。老朽化した建物の解体や、大規模再開発の始動、リニア駅の建設工事まで・・・名駅周辺を散策すると、街が大きく変化する鼓動を肌で感じることができます。その名駅で、かなり”大胆に!?”建物の解体工事が進められている一角があります。
むき出しの鉄骨に重機が立ち向かう姿はかなりの迫力があります。解体が進められているのは「名古屋ダイヤビルディング1号館」です。リニア名古屋駅の建設予定地の真上にあたり、用地の買収も終わり解体されることになりました。
名古屋ダイヤビルディングの前回投稿はこちら
現場の反対側からの写真です。写真右側の白いパネルで覆われた建物が「名古屋ダイヤビルの1号館」です。同じく白のパネルで覆われている写真左側の建物は「名古屋ダイヤビル2号館」。「名古屋ダイヤビルディング」は1号館から3号館まであり、すべてがリニア駅の建設予定地として解体されることになりました。
リニア名古屋駅は、地下約30メートルのところに現在の名古屋駅から垂直方向に長さおよそ1キロにわたってホームが設置されます。このため駅設置に伴う買収は、東口、西口双方に広大な範囲に広がっています。
このブログでも以前お伝えしたとおり、用地買収は若干難航していることが報道されていて、特に東口の買収が遅れていることが指摘されていました。
リニア名古屋駅 買収の遅れについてはこちら
ただ買収用地となったところの中で、この「名古屋ダイヤビル」は最も大きな地権者だったのではないかと思います。「名古屋ダイヤビル」の解体が始まったことで、リニア駅の工事は今後大きく進捗しそうです。