名古屋駅前に十戒!? 「リニア名古屋駅」建設状況2021年3月
名古屋駅東口(桜通口)ではいま、ある一区画で、集中的に槌音が響いています。
場所は大名古屋ビルヂングの北側。この一帯では、そこかしこに様々な重機がせわしなく動いているのが確認できます。実はここリニア名古屋駅の建設予定地。リニア名古屋駅は、地下30メートルのところに現在の名古屋駅に垂直方向に建設予定です。
このため東口、西口双方で建設予定地がありますが、東口については上の写真の一帯がリニア名古屋の建設予定地で、土地の買収作業や既存建物の解体作業が進んでいます。
手前の更地は東洋ビルの跡地です。すでにビルの解体作業がおわり、いよいよリニア駅の建設工事がはじまりそうです。
東洋ビルの解体作業(2020年2月)についてはこちら
ビルの狭間でわかりにくいかもしれませんが、写真奥ではダイヤビルの解体工事がはじまっています。解体作業はまだ始まったところ。ビルの回りに足場が組まれているのを確認できます。
ダイヤビルディングの解体工事についてはこちら
今一度、冒頭の写真に。写真左奥で、躯体が伸びているのは新「名古屋駅前モンブランホテル」です。地上18階、地下1階。高さ66.43メートル。手前の白い建物は、8月末まで営業が続いていた旧「名古屋駅前モンブランホテル」。リニア名古屋駅建設を受け移転建て替え工事が続いていて、今後、旧ホテルは解体が進められます。
リニア名古屋駅建設を受けて、買収用地に建設されているビルが次々に解体される様子は、さながらハリウッド映画「十戒」の海が割れるメーシーンのようです。
大きく様変わりをするこの区画の様子が一目でわかるこのポイントで、今後も時折定点観測を続けたいと思います。
リニア名古屋駅東口工事のその後についてはこちら