アジア大会後の利用方法は? 「名古屋競馬場」跡地利用の行方
6年後の2026年。名古屋でアジア大会が開かれるのが決まっているのをご存知でしょうか?アジア大会は、4年に1回アジアのトップアスリートを集めて開かれるスポーツの祭典で、いわば「アジア版オリンピック」のようなもの。日本では1958年の東京、1994年の広島についで3都市目の開催になります。
そのアジア大会のメイン選手村をつくる予定となっているのが、港区の名古屋競馬場です。
名古屋競馬場は愛知県と名古屋市が出資している愛知県競馬組合が運営している地方競馬場です。名古屋競馬場は弥富市にトレーニングセンターがあり、厩舎などはトレーニングセンターにありますが、2022年に競馬場も完全に弥富に移転することが決まっています。そして跡地に2026年のアジア大会のメイン選手村が整備される予定です。そして今月10月より”アジア大会後”の跡地利用について、民間事業者からアイデアを募っています。
敷地面積は20.7ヘクタール。場所は名古屋駅から約7キロのところにあるあおなみ線「名古屋競馬場前駅」の東で、市の中心部から少し離れたところではありますが、市内では貴重な大規模公有地です。
これまで正直あまりパッとしなかったあおなみ線沿線ではありますが、2017年に、レゴランドランドジャパンがオープンするなど、徐々に沿線開発がすすんでいます。競馬場跡地の再開発を受け、さらにその動きが加速することを期待したいです。
名古屋競馬場跡地利用のその後についてはこちら