名古屋市港区に、2018年9月にオープンした「ららぽーと名古屋みなとアクルス」。
ファッションや雑貨、飲食店など217店が入るエリア最大規模のショッピングセンターです。
ららぽーとが東海三県に進出するのははじめて。オープンから大きな話題となっており、連日、大勢の人で賑わっています。この地方は、イオン発祥の地ということもあり、大型ショッピングセンターはイオンモールの独断場でしたが、ららぽーとが楔を打ち込んだ形です。
今回とりあげるのは、この「ららぽーと名古屋みなとアクルス」の北側で開発中の大型分譲マンション「パークホームズLaLa名古屋みなとアクルス」です。
もともと東邦ガスの工場跡地となっていた約33ヘクタール(ナゴヤドーム6個分)の土地に新たな“まち“を建設する計画の「名古屋みなとアクルス」。当初は、大型ショッピングセンターと分譲マンションを同時開業する予定でしたが、マンショの建設が後ろ倒しになり「ららぽーと」が先行開業していました。
地上10階建て、総戸数265戸。名古屋市内でも有数の大型マンション開発です。東邦ガスが開発の一翼を担っているだけにガスコージェネレーションを中心に、再生エネルギー、大型蓄電池などを組み合わせ、ガス、電気、熱の一括供給を行うなどして省エネルギー率40%、Co2削減率60%の実現を目指すスマートタウンとなります。
入居の開始は2020年5月。港区は近年、大規模なマンション計画がほとんどないこともあり、名古屋市内では数少ない人口減少地区ですが、同じような状況だった東京のららぽーと豊洲の開発では、開発をきっかけに豊洲エリアの人気が一気に高まり、人口が増加した実績もあります。