「相鉄フレッサイン名古屋駅桜通口」や、名古屋三交ビルにはいる「三交インGrande」、「ホテル京阪名古屋栄」などなど・・・。名古屋市内は2020年春、ホテルの開業ラッシュが続きます。

相鉄フレッサイン名古屋駅桜通口

相鉄フレッサイン名古屋駅桜通口

8月には東京オリンピックが開催されるなか、名古屋にも多くの訪日外国人観光客が訪れることが予想され、春先に新規ホテルを開業することにより、そうした訪日外国人客の宿泊需要をとり込みたいという狙いがあると思われます。

ただオリンピックはあくまで一過性のイベント。こうしたホテル建設は、ホテルフォルツァやアパホテル名古屋新幹線口南など、オリンピック終了後の秋以降も続きます。名古屋でこうしたホテルの建設ラッシュが続くのは、2027年のリニア開業をにらんでいるとみてよいでしょう。春先にホテルの開業ラッシュがあるのは、どうせつくるならオリンピックの前につくって、オリンピック特需も取り込もうという程度に過ぎません。

リニアが開業すれば、名古屋はリニアと東海道新幹線の結節点となる都市になります。たとえば東京から京都まで旅行をする訪日外国人が、東京から名古屋までリニアで移動し、名古屋で一泊をして翌日新幹線で京都に向かうといった需要が増えることも容易に想像ができます。

さらに2019年9月にはセントレアに第2ターミナル(LCC専用ターミナル)もオープン。LCCターミナルは関西国際空港で先行して導入された施策で、関西国際空港が“インバウンドの玄関口“になったといわれるほど、多くの訪日外国人が関西国際空港を利用するようになりました。

セントレア 第2ターミナル

セントレア第2ターミナルについてはこちら

セントレアでもこうした効果が生まれれば、リニアの開業と相まって、今後名古屋は“交流の結節点“としてますます重要となるのは間違いありません。

ただ、観光資源に乏しい現状では、名古屋が単なる“通過点“になる可能性が高いと言わざるを得ません。

他都市に比べても高級ホテルが極端に少ないこともあり、名古屋市は様々な優遇策を打ち出し高級ホテルの誘致に力を入れていて、リッツカールトンの進出などが報道されています。

跡地にリッツカールトンの誘致が報道されている明治屋

リッツカールトン誘致についてはこちら

ただこうした高級ホテルの誘致を成功させていくには、名古屋が単なる“通過点“ではなく、“観光地“として魅力ある都市になることが不可欠であることは言うまでもありません。

これまで観光開発ということにほぼ無頓着だった名古屋市ですが、今後レジャー施設の充実や眠っている観光資源の発掘などに注力し、魅力ある名古屋をつくっていってほしいものです。

単なる“結節点“に終わらないために・・・。


カテゴリー: コラム

ゆめ

名古屋栄が生活圏のサラリーマン。栄の変遷を見守ります

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