中区錦二丁目。通称「長者町」で建設が進んでいる大規模再開発「錦二丁目7番第一種市街地再開発事業」。
前回投稿から一ヶ月半あまりたちましたが、現状大きな変化はありません。
「錦二丁目7番第一種市街地再開発事業」の前回投稿はこちら
撮影日が台風19号が通過した翌日だからなのでしょうか?現場にはクレーンも1基しかありませんでした。当日は工事も休日のようで、ひっそりとしていました。見た感じ基礎工事もまだまだといった感じで、躯体が上がってくるのはさらに時間がかかりそうです。
「錦二丁目7番第一種市街地再開発事業」には、野村不動産旭化成不動産レジデンス、NTT都市開発、長谷工コーポレーションの四社が参画しています。敷地には地上30階、地下1階、一般住宅、高齢者住宅のあわせて402戸の住宅が入るA棟(高さ111メートル)と、駐車場と商業施設が入る地上5階建てのB棟(高さ21メートル)の2つが建設される予定です。
A棟の超高層マンションは野村不動産の分譲マンション「プラウドタワー」のブランドがつけられ、「プラウドタワー名古屋錦」という名前のマンションになるようです。
以前にも投稿しましたが、この再開発事業を核にして、この「長者町」界隈は大きく変貌する予感があります。
長者町界隈変貌の鼓動についてはこちら
以前は繊維街として栄えたこの一帯は、1980年代の繊維不況のあおりを受け停滞し、都心にありながらも再開発の波から取り残されていましたが、ここ最近一気に動き出しています。ただそんななか、錦二丁目7番の東隣で解体が進んでいたビルの跡地は、ドラッグストアになるようです。
ドラッグストアはバローグループの「Vドラッグ」。看板には「2020年 spring open」と書かれています。向かいに超高層マンションが建設され、住民が一気に増えることを考えるとたしかに「ドラッグストア」は”当たる”可能性が高いと思います。ただ都心の土地利用として、低層のドラッグストアだけというのはいささかもったいない気がします。希望的観測も含め本格的な再開発がはじまるまでの暫定利用ではないかと思います。
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