地下鉄「名城公園駅」と「黒川駅」の間、堀川沿いから愛知学院大学名城公園キャンパスの東側の方までの広大な土地に広がる集合住宅「市営城北荘」。
ご覧になるだけでもわかるとおり、かなり老朽化しているのがわかります。市営城北荘は1961年~1972年に完成。4階~7階までの集合住宅が計21棟、1302戸で構成されていました。
名古屋市の住宅都市局は、の市営城北荘の建て替えを、2018年度以降、順次行って行くことを明らかにしています。
現在は、その手始めとなる第一工区で17棟~20棟の4棟が解体された上で、地上10階建てのA棟(110戸)と、地上9階建てのB棟(114戸)の合わせて2棟、224戸の建設がはじまったところです。また、B棟南側に店舗用の建物の配置もする予定。
A・B両棟の完成後は古い集合住宅からの入居者移転の進み具合をみて順次建て替えていく予定とのこと。かなり息の長い作業となります。
この名城公園地区は、公務員住宅など高度経済成長期などにつくられた集合住宅などが無機質に並んでいた印象の地域でしたが、愛知学院大学や名古屋造形大学の進出、地下鉄の名城工場跡地の活用など、名駅地区わ栄地区のように目立たないものの建物の老朽化を契機に変貌著しい地域となっています。今後も変わりゆく名城公園地区に目が離せません。
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