栄地区中心の本ブログですが、今回は名駅地区の開発に触れたいと思います。取り上げるのは「(仮称)名古屋三井ビルディング北館」。場所は錦通を挟んだスパイラルタワーの向かい側です。

地上20階・地下2階(高さ99.75メートル)のオフィスビル(3階までは商業テナントが入居予定)。名駅の超高層ビル街の真ん中に位置するこの場所では、三井を中心に区画を一体開発する構想も浮上していたと思われますが、周辺の地権者との調製が不調に終わったのか、三井が単独開発をしているようです。

竣工は2021年1月。周囲に200メートル前後の超高層が立ち並ぶなかで、一見やや中途半端な開発になってしまった感は否めませんが、それでも100メートル近くのオフィスビルの新たな建設は、リニア開通に向け名駅地区の開発がいまだに活発であることを裏づけているといえます。
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