2012年に笹島に名古屋キャンパスを開校した愛知大学や、2016年にナゴヤドーム前キャンパスを開校した名城大学など、大学都心回帰という全国的な流れもあり、このところ名古屋でも都心に新たな大学キャンパスの開校が相次いでいます。そんななか地下鉄名城公園駅近くでは、愛知学院大学が2014年に名城公園キャンパスを開校し、日進市から商学部、経営学部、経済学部の3学部を移転しました。そしてその名城公園キャンパスのすぐ南の広大な土地で、愛知学院大学が新たなキャンパスを建てています。
この土地は以前、中国総領事館への売却が検討された国有地でしたが、そのことが大きく報道された上、反対運動などもおこり計画が凍結。長く塩漬けになっていた土地でした。一等地であるにもかかわらず、雑草が生えていただけで、かなりもったいない感じがしていましたが、ここにきてようやく鎚音を聞くことができるようになりました。
そしてこの愛知学院大学名城公園キャンパスから少し、北にいったところにも新たに、名古屋造形大学が小牧市から移転することになりました。
こちらも国有地の払い下げ。かつては公務員宿舎でしたが、もう長い間廃墟となっていました。
こちらは2022年に移転予定です。これまでは味気ない公務員宿舎が立ち並ぶだけの名城公園地区でしたが、2020年台中盤には華やかな学生街に変貌することになりそうです。