先月30日、桜通沿いの錦三丁目に新たなビジネスホテルがオープンしました。福岡の西鉄グループが手掛け「CROOM名古屋」客室は5タイプ242室で、屋上露天風呂なども完備されています。
この場所からわずか十数メートル西に行ったところでは、別の新たなビジネスホテルが建設中です。
関西地盤のホテル京阪の名古屋初進出となる「ホテル京阪 名古屋栄」。こちらの客室数は259(地上13階建て)、2020年春開業です。この周辺にはこのほかにも、ベッセルイン名古屋栄(客室数225)、アバホテル名古屋栄駅北(350室)、くれたけイン名古屋久屋大通(229室)、ホテルアンドルームス名古屋栄(108室)がこの半年で次々に開業しています。さらに栄南地区には、中電不動産もホテルを開業予定。
訪日外国人の増加で、ここ最近慢性的なホテル不足が指摘されてきた名古屋。一時期は名古屋に出張に来たサラリーマンが、宿泊先がなく半田や一宮のホテルに泊まると言った話があったほど。供給過剰では?という指摘もありますが、名古屋は都市規模の割にホテルが圧倒的に少ないのが実情。今後もホテルの建設ラッシュは続くのではないでしょうか?