開通間近・・・「名鉄三河線若林駅付近連続立体交差事業」2026年3月
知立駅を起点に南北に分岐する名鉄三河線。
豊田市の猿投駅から知立駅結ぶ「山線」と碧南駅から知立駅を結ぶ「海線」の合わせて39.8㎞からなる名鉄の支線です。単線のいわゆる「ローカル線」ではありますが、豊田、知立、刈谷といった西三河の主要都市を結んでいて利用客も多く、”輸送力増強”に向けた投資が続いています。

こうした中、”山線”の若林駅周辺2.234㎞の区間では高架化工事が続けられています。前回投稿から約10か月。今月(2026年3月)末には供用も開始される予定で工事は終盤を迎えております。
「名鉄三河線若林駅立体交差事業」の前回投稿はこちら
計画の概要
「名鉄三河線立体交差事業」は、若林駅周辺の2.234㎞を高架化する工事です。高架化により区間内の4つの踏切が撤去されます。また経路も直線的となり、同区間の最短ルートを通ることになります。

三河線は現状、今回の高架化にあたっては将来的に複線になることを想定して工事が進められるということです。
”車のまち”ということもあってか、都市規模のわりに公共交通が貧弱な豊田市ですが、リニア開通にあわせて、三河線を経由して名古屋まで40分で結ぶ直通特急を運行させる構想などもあり、将来の輸送力強化にも対応できるよう設計がされています。
現地の様子
供用開始が今月(2026年3月)28日に迫り、工事は終盤に差し掛かっています。

道路と交差する部分を除いて橋脚はほぼ完成しています。予定では27日夜から切り替え作業があり、28日より高架が供用されることになりますが、その前に踏切上の連結が進められると思われます。

上の写真は仮線に設置された若林駅のホームです。写真右側に新しい若林駅が設置されます。高架工事はほぼ完了していますが、駅部分は依然グレーのシートで覆われています。27日夜~28日の切り替え作業後、仮線部分の線路とホームが撤去されて工事終了となります。
高架化によりグレードアップする三河線では、知立駅付近でも立体交差事業が進んでいます。徐々にグレードアップする三河線からしばらくは目が離せません。