いよいよ完成へ・・・「IGアリーナ(新愛知県体育館)」建設状況 2025年4月
名古屋城の北東。名城公園の旧野球場跡地で進められていた「IGアリーナ(新愛知県体育館)」の建設工事。前回投稿から2ヶ月が経過しました。外観はほぼ完成しており、7月のグランドオープンを待つばかりとなっています。
「IGアリーナ(新愛知県体育館)」の前回投稿はこちら

前回投稿時には整備されていなかったアリーナへのアプローチ階段の整備もほぼ終わっています。
地上5階建て、高さ41m。最大収容人数は17,000人(立ち見含む)の日本最大級の巨大アリーナです。設計は日本を代表する有名建築家の隈研吾氏で、樹木のような木組が特徴的な”樹形アリーナ”です。イギリス金融サービルのIGグループがネーミングライツを獲得した同アリーナ。外観にはすでに”IGアリーナ”のロゴも浮かび上がっています。
アプローチ階段横には、デジタルサイネージも取り付けられるようです。メインアリーナ中央には大型ビジョンも設置され、情報通信技術(ITC)も活用した世界最先端の顧客体験ができる”しかけ”が用意されるということです。
各ゲートにもネーミングライツ契約が結ばれているようで、入口ごとに「dcard GATE」「Mazak GATE」「Nitera GATE」などのロゴが確認できます。
こけら落としは7月の大相撲名古屋場所。これに先立った5月31日と6月1日には音楽プロでデューサーの滝沢秀明さんが演出するオープニングイベントも開催予定です。その他にも名古屋市が本拠地のプロバスケットボールチーム「名古屋ダイヤモンドドルフィンズ」のホームアリーナとして活用されることが決まっているほか、来年(2026年)名古屋で開催されるアジア大会ではバスケットや柔道の競技会場として使用される予定です。
また8月にはシンガーソングライターのAIさんのライブ開催が決定しているなど、大型のライブ会場としても活用されます。
名古屋のエンターテイメントに新たな”風”を吹き込むことが期待できるだけに、今から完成が楽しみです。